・「でる1000」買ったけど分厚いし難しい
・「でる1000」をどう勉強したら良いのかイマイチわからない。。
こんなお悩みを解決する記事を書きました。
結論から言うと、理解できるようになるまで問題を解きまくるということになります。
が、1から順番に何も考えず全て解いていると時間がなくなります。
収録問題数が1000問以上と、かなりボリュームがあるからです。
でる1000の効率的な勉強法・使い方を知りたい
でる1000を持ってるけど難しくて使いこなせない
TOEICで何点あれば、でる1000問はおすすめ?効果はある?
TOEICが650点未満の方
現時点でのスコアが650点に満たない人に、でる1000はおすすめできません。
でる1000には分厚くてやる気を削がれるというデメリットがあるからです。
それなら、前回も紹介した以下3冊の書籍がおすすめ。
TOEICをこれから勉強される方は、まずは文法特急シリーズに取り組んでみましょう。
これらが簡単だと感じられるようになれば、でる1000を使ってみても良いんじゃないかと思います。
他の参考書にあまりお金をかけたくない方
私は書籍版を使いましたが、今ならkindleでTOEICの書籍が無料で読めます。
スマホがあればいつでも読めるのでおすすめです。
でる1000が難しいなら、千本ノック+やさしい文法書をやってしまいましょう。
30日間という期限はありますが、短い文法書は解き終わったらでる1000ばかりすることになるのでちょうど良いかと思います。
ちなみに下記良質な問題集も無料だったりします🙂
スマホのみでOK。タブレットやkindle端末は不要です。
30日も無料で使えるのはめちゃくちゃお得ですね。
TOEICが700点前後の方
今のTOEICスコアが700点前後で、かつ更に高得点を狙いたい人にでる1000はおすすめです。
でも繰り返しになりますが、分厚く難易度が高いので、なかなかやる気を削がれるかもしれません。笑
1周目からでる1000を100%全て理解する必要はありません。
わからないところはどんどん飛ばして、まずは1週してみましょう。
不明点さえわかればそこを重点的に復習していくだけです!
TOEICが800点あるけど、でる1000はおすすめ?
現在800点台で、 次こそは900点を取りたいと思い、文法学習へ更に時間を割ける方になら、私は自信を持っておすすめします。
特に長文で時間が足りない人には、文法を早く正確にこなす必要があるからです。
私は絶対にTOEICで900点以上を取りたかったので、迷わず購入をしました。
ただし現時点で文法が得意で毎回ほぼ満点なら、無理して買う必要はないかもしれません。
TOEIC でる 1000問のおすすめポイント3点
1. でる1000はTOEIC試験に出る問題が網羅されている
文法問題だけで1000問以上という圧倒的ボリュームですが、これは無駄じゃありません。
TOEIC Part5 の問題はもちろん毎回違うので、色んなパターンがあります。
易しい問題、普通、やや難しい、難問、それぞれが適当な割合で出題されます。
でる1000の問題を全て理解しておけば、大抵どんな問題が出てきても素早く解けるようになるよ!これがでる1000をやる最大のメリット!
本書の構成は、前半は品詞ごとの解説と問題、後半は総まとめの問題集となっています。
でる1000が難しいと感じたら
でる1000をやるのが辛くなってきたら、「究極のゼミ」という参考書を挟むのがおすすめです。
こちらはキャラクターの会話形式で解説が載っているので、理解がしやすいです。
今は文法に自信がないけど、将来的に高得点を狙いたい方はやっておいて損はないと思います。
2. でる1000付属の冊子が持ち運びに便利で使いやすい
でる1000には黄色の小さい冊子がついています。
これには問題と答えの番号だけが載っていて、復習がしやすくなっています。
取り外しが出来るので、電車の中や仕事中にデスクでTOEICを勉強したい人にもおすすめです。
本誌と違って品詞ごとに問題が順番に並んでいるのではなく、文法の全項目がミックスされているから復習には最適だよ。
3. 金フレ(TOEICの単語帳)の復習にもなる
でる1000問は金フレと同じくTEX加藤さんという方が作られているので、似ている単語が頻繁に登場します。
そのため、この文法問題を解いていれば自然にTOEICに出る単語の復習になります。
金フレとでる1000をセットで勉強すれば、暗記の効率も上がります!
でる1000問の効果的な使い方
私のでる1000の具体的な勉強法は以下のとおりです。
問題を解いて、わからないところを復習する、というごくシンプルなやり方です。
→ すぐに答え合わせをする
→ 自信のない or 間違えたところにチェックを入れる
→チェックのあるところだけを復習する
量が多いので、全ての問題を毎回やる必要はありません。
もうわかってる問題に時間を使うのはもったいないからです。
1. 100問ごとに区切って、毎回時間を計りながら解く
2. 問題を解いている途中、自信がなければ問題番号の横に?マークをつける
3. 答え合わせをして、間違えたものには×マークをつける
1. ?と×のついた問題だけを解きなおす(時間は計らず、理解することに集中)
2. またわからなければ?を更に加える
3. 答え合わせをして、また間違えたものには×をつける
※1度間違えたものは再度間違いやすいので、ここで正解してもマークは消さない
ここまで来ると、大体苦手なものがハッキリしてきます。
2つ以上マークがついていたら確実に苦手項目です。
私は、?と×のついた問題を全てノートにまとめ、仕事中や通勤中に眺めていました。
試験日が近づいてきたら、また100問ごとに区切って、時間を計りながら解き直していこう!問題を素早く解く練習になるし、理解漏れが見つかるかも!
1問あたりどれだけ時間がかかったのかを見て理解できるからです。
加えて、一旦スマホでストップウォッチを開始したら「途中で辞めづらい」という心理的効果もあります🙂
私はこれを何十周も繰り返しました。
ノート5冊以上分は解いたかもしれません😇
でる1000問はTOEIC Part5のベスト対策本!
以上、でる1000の使い方でした。
特別変わった勉強法ではありません。
結局は理解できるまで繰り返すのみです!
私はこの「でる1000」を使ってPart5を高速に解けるようになりました。
Part5は知ってるか知らないかだけで点数が変わる問題がほとんどなので、量をこなせば知っている問題が増えることになり、当然点数も上がりやすくなります。
そのための勉強法は、知らない問題をどんどん探していくという結構地道な作業ですが、やればやるほどスコアはアップします!
そのための材料として、こんなに良いPart5の対策書はないと思います。
高得点を目指される方は、是非手に取ってみてください。
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